いやもう本気でどうしようかって

またもやYagi's Pasturelandにトラックバックであります。内容関係ないんですが。

「PLUTE」です。浦沢直樹×手塚治虫、「鉄腕アトム 史上最大のロボットより」です。もう表紙から何から「面白いぞオーラ」が出まくってます。読んでの感想はやぎさんと一緒なのでそちらに飛んでください。付け足すとすれば、無表情な旧式のロボットたちの感情を、クローズアップを多用することで描いており、想像力刺激されまくりでたまりません。

で、こっからが本題です。実は浦沢直樹について触れておかなければとずっと思っていたのです。なぜかというと、浦沢直樹は俺様の嫌いな漫画家ナンバー1だからなのです。悪口ではありません。彼の漫画はめちゃくちゃ面白いです。俺様が初めて読んだのは「YAWARA!」でしたが、「MASTERキートン」とか「MONSTER」、「20世紀少年」と、心底面白い漫画をガンガン飛ばしてくれます。「PLUTE」にしても、初見で震えるわ読めば読むほど引き込まれるわ、という快作。その力は本物であると言わざるをえません。でも、俺様はこの漫画が好きになれないのです。リズムがちょっと俺様のリズムと違っていて、はみ出た一コマ一コマがひっかかってしまって、仕方ないんです。浦沢直樹の漫画はいつもそうなので、これはもう決定的にリズムが合わない人なんでしょう。

こういう相性が悪い相手というのは困りもので、俺様もかつてだいぶ悩みました。面白いけど嫌いな場合、買うべきなのか?本屋に行くたびに面白そうだけど手が出ないという状況を長年やってきた結果、出た結論は「好きか嫌いかで判断すべきだ」というものでした。買い手としては、やはり好きなものを買うべきで、嫌いなものは買うべきではないのです。でも面白いかどうかはそれとは別。読者としては、面白いものは周りにすすめなければなりません。好き嫌いは共有できないこともあるけど、面白いものは誰が読んでも面白いですから。

で、問題は一巻買っちゃった「PLUTE」をどうするかってわけで…。あああ続きが気になる!二巻読みたい!でもやっぱり嫌い!どうすりゃいいんだあ!

…ってなことになるので、面白いからって嫌いな漫画を買わないほうが身のため、なわけです。
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by kabehouse | 2004-10-12 14:35 | 本棚
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