エロい!エロいよ!

最近、少年誌にエロ漫画が載ることの是非について考えていたところ、都合よく今週のサンデーがエロ漫画として楽しめるので、ちょっくらエロ漫画について語ってみたいと思います。ただし、少年誌にエロ漫画が載ることの是非についてはまだ結論が出ていません。それについてはおいおい考えていくとして、今週はエロ漫画の定義とその楽しみ方について。他の研究資料を見たことがないので、いつにも増して自己流です。あらかじめご了承ください。

性交渉を描かなければならないというきつい条件を課せられたアダルトコミックは、その条件の枠内でどれだけのバラエティを産み出すかが長年にわたる課題となっていました。ページ数の大部分が性交渉のシーンに費やされるため、それ以外の部分はどうしても端折られ、入り組んだストーリーや奇抜な設定を無理なく成立させるのは至難の業なのです。そこでアダルトコミックは二つの道に分かれます。一つはストーリーを絞り込み、自然な設定にして限られたページ数でも説得力を産み出す純文学風の道。これを目指した漫画をエッチ漫画と呼びます。そしてもう一つが、あえて説得力のある展開を放棄し、強引に性交渉に持ち込むエンターテインメントの道。この道を選んだものをエロ漫画と呼びます。どちらにしろどれだけ性交渉にページをつぎ込み、前置きや設定を短く切り上げるかが問われるので、意外と緊張感のあるコマ運びが楽しめる場合があります(そうでない場合が圧倒的に多いんですが)。

さて、エロ漫画のキモは強引な展開と奇抜な設定。人によってはあり得ないの一言で片づけられ、あるいは引かれてしまう部分ですが、そのあり得なさ自体を楽しむのが正しいエロ漫画の楽しみ方です。思わずのけぞってしまうような信じがたい展開に出会ったら、実際にのけぞってツッコミを入れましょう。そうやってギャグにしてしまえば、あとは笑ってエロ展開を楽しむのみです。そしてもう一つ、エロ漫画のキモとなるのがオチのつけ方。どれだけ簡潔にすっきりオトすかで全体の質が決まるといっても過言ではありません。

では実例を見てみましょう。まずは「あいこら」。ノってノってノリまくって悪ノリしてオチ、という基本に忠実な定番エロ展開。前フリの強引さもはっちゃけたノリもバッチリです。しかも贅沢に二段オチ。エロ漫画としてはオチと前フリにページを割きすぎでエロ部分が弱くなってますが、十分許容範囲、というかコメディとしてはこちらの方がいいですね。少年誌だし。

続いて「絶対可憐チルドレン」。悪い超能力者のせいで彼女の精神がお子様に!というデリシャスな展開(逆だ、逆)。不可抗力だから仕方ない!ってことにしてしまう潔い開き直り方がたまらんのです。残念なのは三人が成長しすぎてることですかね。これじゃ皆本より二つ三つ下くらいにしか見えないから、あんまりやばそうな感じがしません。ジャスト15歳くらいの見た目になってれば凶悪な破壊力を発揮したことでしょうが、それが少佐の限界なのか皆本の限界なのか少年誌の限界なのか小学館の限界なのか椎名高志の限界なのか…。うむ、実に惜しい!

エロ漫画は、江戸時代の春画に似て、文化としてほとんど評価されておらず、また実際にそのほとんどが評価する価値のないものです。しかし中には、他の漫画には真似できない大胆なストーリーの省略や効果的なオチという魅力を持つものが存在します。また、美少女をより魅力的に見せる方法論を最前線で開拓してきたという実績もあります。そういった質の高い一部のエロ漫画は紹介する価値があると思っています。そのぶっ飛んだ展開を楽しむためには、色々と目をつぶらなければならない部分があるので、お勧めはできないんですが、一人くらいはエロ漫画の価値を力説する男がいた方が面白いと思うので、俺様はこれからもエロ漫画として楽しむ、という視点を持ち続けます。



・ケンイチ
一影九拳IT会議。…11人いる!どれか一個には拳聖自身が映ってるってことか?それとも一影さんの席に「留守です(はーと)」とかいう画面が映ってるとか?あとその位置だと本郷さん、隣の人の顔が見られなくて可哀想だぞ。

・ガッシュ
相変わらずリーヤが超キュートだ。そしてザルチムのパートナーがすごくイカしてます。

・ハヤテ
伊澄さんを主人公にして「レミングス」とか「ワリオの森」とか「ぐっすんおよよ」とか、そんな感じの主人公を操作できないゲームを作ったら楽しいんじゃないかと思いました。

・結界師
牙銀のあだ名が「馬面」に決定。頑張れ馬面(笑)。

・あいこら
今週のみどころはなんといっても髪を下ろした天幕でしょう。少しの変化が印象をがらりとかえる髪型マジック。

・ブリザードアクセル
ライバルチームの精鋭部隊登場。今さらですがこの漫画の画、特に毛先の表現には独特の色気があります。今回その色気が地味にとんでもないことになっちゃっているのが天沢悠。ボリュームの薄いストレートヘアとキツネ目の凶悪コンビネーションが産み出す子供っぽさに絶妙な色気が加わってえらいこっちゃ。中でも今週の一コマは244ページ3コマ目のムクレ顔。これほど男であることが悔やまれるキャラは久しぶりです。もったいない…!

・あお高
追い込むなあ!減量ですか!また右京のしれっとしたセリフがたまりませんな。二枚目はこうじゃないとね!気障も命がけでやれば芸。

・我聞
おーし、いいすっ飛ばし方だ!ハイテンションでたたみかける展開がなんとも気持ちいいです。番司と十曲のタッグがまた、脇役に徹した王道な活躍のしかたで素晴らしいですな。

・D-LIVE!!
今回の相棒はスティックボード!そして久々に初音の必殺「かわいいでしょ」が炸裂!たった一ページしか出番がない辺り何とも初音らしい扱いの悪さですが、今回その一ページで驚愕の事実が発覚。初音が片手で軽々と扱ってるそのスティックボード、15キロですよね!4歳児一人分ですよね!さすがASEエージェント、小さい頃からバイクいじりで鍛えられていただけあって、地味に規格外の筋力です。そのうちバイク担いだりはしないだろうな…。いや、ASEエージェントならするかも…。
[PR]
by kabehouse | 2005-10-14 11:15 | 少年サンデー
<< サンデー47号 サンデー45号 >>