サンデー14号~お茶にごす。~

今週の「お茶にごす。」が素晴らしく面白かったので、少し思ったことを。

今週はまークンと部長の掛け合いといい、その後の山田くんといい、見どころたっぷりでしたが、俺様が面白いと思ったのは、実は夏帆の立ち位置なのです。ここに夏帆がいてくれることによって、部長がまークンについて行かなくて済む状況が作り出されている。それがこの漫画のユニークな点なのではないかな、と思うのですね。

ヒーロー・ヒロイン・ライバルという少年マンガの主要3要素に当てはめると、夏帆はまークンと目的を同じくするヒーローの役割を持っています。ここから普通に考えるならば、夏帆はまークンと共に不良どもをぶちのめしに行く(またはそれを見届ける)のが自然なはずです。しかし夏帆は行きません。なぜなら、彼らの目的は不良と戦う事ではなく、部長と一緒に茶道することだからです。これまで繰り返し語られてきた「部長のように戦わない人になる」という一風変わった目的と、それが隅々まで行き届いている事が、この漫画を非常に爽やかな物にしていると感じます。一切自分を正当化せず、それでも行かずにおれないまークン。部長の側を離れずにいる夏帆。実は一番悩んでる部長。出会いが少しずつ人を変えていく様というのは、本当に良いものです。

あ、あと勇気が生まれるって言おうとして途中で恥ずかしくなってやめる山田くんも良いよね!そりゃまークンの「行きます」が先にあったら、何も言えなくなるよね!
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by kabehouse | 2008-03-07 00:15 | 少年サンデー
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