カテゴリ:本棚( 15 )

鳳雷鷹が読めない

小島アジコ「となりの801ちゃん2」を買いました。

それは何の脈絡もなく出てきた台詞。
「飛影はそんなこと言わない!!」

飛影。
とびかげ。
忍者戦士。

…。
……。
……………。

「ひえい」か!!
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by kabehouse | 2007-08-13 01:02 | 本棚

無敵看板娘(&無敵看板娘N)

「無敵看板娘N(ナパーム)」最終巻である第5巻を買いました。

初代「無敵看板娘」を合わせて22巻に及ぶ長編漫画を全て買ったというのは、
俺様にしては珍しいことです。
1巻だけ買ったとか5巻ぐらいでやめたとか結構あるのに。
なんで俺様結局これを全巻買うことになったのかな~と、今さらながらに思うのです。

いや、もちろん面白いんですよ?
でも、そこまで面白いか?
今までの途中で力尽きていった奴らと比べて明確に桁が違うと言えるか?
というと、そこまで面白いわけでもない気がする。
じゃあ何故に全巻買ったのかを考えると、
1話完結型の漫画だったからじゃないかと思うわけです。

そもそも俺様がなんで長編を途中までしか買わないかというと、
長編は途中でだれるからの一言に尽きるんです。
これはどんな長編にも必ずあります。
俺様は大抵の場合だれてきたな、と思った時点で買うのをやめ、
よっぽど面白い漫画かだれる前に終わった漫画だけが本棚に生き残る、
という漫画ライフを送ってきたのですね。
けれど無敵看板娘の場合、
たまに前後編が入るくらいで、基本的には一話完結型だったために、
めでたく完結を迎えることができたわけです。

雑誌連載というものは連載一話で読者を楽しませなければならない。
単行本は一巻で読者を満足させなければならない。
というのが俺様の考えです。
これを当たり前の前提条件として描かれているか否かということは、
結構漫画一本の質に大きく関わってくると感じます。
一話完結で面白い漫画を描くというのはスゴイことなのです。
特に20ページもない週刊連載で描くというのは。
この理屈で行くと、毎日面白い4コマを1本描くのが一番スゴイということになります。
植田まさしやサトウサンペイは本気でスゴイのです。

脱線しましたが、もう少し「無敵看板娘」の話を。
俺様がこの漫画で一番好きなところは、何と言っても主人公鬼丸美輝の悪逆非道っぷり。
あらゆる事件を暴力で解決しようとして大抵解決しない様は、清々しいほどです。
なので俺様は初代派。
ちなみに一番ツボにはまったのは初代第4巻末のおまけです。メグーミ文明。
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by kabehouse | 2007-07-07 23:28 | 本棚

これだけは言わせて

なんか重い話をいきなりしたせいでパワーも時間も使い果たしてしまいましたが。
一つだけ。

北方謙三の「水滸伝」、現在出てる八巻まで読みましたが。
面白すぎます。オタクくさく言うとガチで神です。
なんというかもう、読んでください。お願い読んで。

四巻までは普通に読めたんですがねぇ。五巻の途中からが駄目。止まりません。
結局六~八巻は一日一巻ペースでした。
ヤバイって明日朝早いんだってもう寝なきゃマズイっていい加減閉じろってゴメン無理。読む。
そんな日々。

これほど強大な敵を見たことがない。
これほど残酷な運命を見たことがない。
これほど固い友情を見たことがない。
これほど激しい愛を見たことがない。

つまり、筆舌に尽くしがたいということ。読んでください。
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by kabehouse | 2007-05-27 19:17 | 本棚

801ちゃんから始まるエトセトラ

か: はいどーもー、壁のかでーす。
べ: べでーす。
か: しかし何やね、やっぱり女の子は可愛いのがええね。
べ: まぁそらそうですわ。そら不細工なんよりは可愛い方がええわ。
か: 僕最近ある女の子に夢中になってましてね。
べ: 夢中てお前、いつものことやんかいな。
か: いや今回は違う。普通の女の子と違うねん。
べ: そんなことないやろ、今までもようそんなこと言うてたやん。
か: いやいやいや、今回の子は、ちょっと普通やないで。
べ: ほなどこが違うねん、言うてみいや。
か: まず色な。
べ: 色?…黒いの?
か: いや、緑。
べ: みどり!?髪の色が?
か: 全身。
べ: 全身!?
か: で手足が細くてピンク色でやな、目の下にクマがあってチャックあけてすごい勢いで飛び出てくんねん。
べ: …お前それ、「となりの801ちゃん」の801ちゃんやないか。
か: アレめっちゃ可愛いよね!元デザインからは想像もつかん萌えキャラっぷりよね!たまーに顔を出す大阪弁が激キュートよね!
べ: いや大阪弁とか言われても、そもそも女の子と違うしアレ。なんか別のもんやし。
か: アホやなー、めっちゃ女の子やんけ!あの姿こそリアルに女の子を表現してんねやんけ!

べ: ………もうやめていい?
か: アホウ、いっぺんやったらオチがつくまで続けろや!それでも関西人か!ツッコミか!
べ: だってすでに漫才じゃなくなってるし。酔っぱらいにツッコミ続けてる気分だ。
か: …酔っぱらいにツッコミ続けた経験が?
べ: あります。
か: ………じゃあいつもの口調に戻すか。
べ: そうそう、大体今日は801ちゃんにハマってるって話じゃないんだろ?
か: うむ。オタクはある意味酔っぱらいよりタチが悪いという話。
べ: なんで今さらそんな話を…?
か: アルバトロス総括を書いてて、ふと不安になったのよね。これをそのまんま出すと、まるで俺様が女の子見たさにサンデー買ってるみたいに思われやしないかと。
べ: 違うの?
か: 違うわ!女の子が見たけりゃばんがいちでも買うわ!
べ: 誌名を出すな誌名を。ていうかエロ漫画雑誌はエロのためであって、萌えのためではないんじゃ?
か: ばんがいちは美少女コミック誌って書いてあるだろ。エロが見たいならAVか何かに走る。
べ: ややこしいな…。エロは3次元でもいいんだ?
か: その発言は間違いすぎだ。俺様は2次元3次元を問わず女の子は好きだし、そもそもAVやら写真集やらは2次元だろうが。
べ: いや、そういう科学的な話をしているわけではなくて…。
か: そうなんだけどな。前々から気になっていたことなんで、今日は思い切って2次元3次元ではなく人工、自然と言わせてもらう。ナチュラルなものよりもアーティフィシャルなものに魅力を感じるって事は、特に若者にはよく見られる傾向だろ。
べ: 田舎より都会を選ぶのと3次元より2次元を選ぶのが同じってこと?それは飛躍しすぎなんじゃ…。
か: このくらい飛躍すると面白いだろ。しかも事実若者に人気が出るアイドルにはかなり現実離れした、不自然なキャラが多い。少年マンガと青年漫画を比較してもある程度この傾向はある。
べ: その場合はリアル対デフォルメか…。
か: 今日はこれをもとに考えてみる。若者が時々、『2次元の女にしか興味がない』って言ってたりするだろ?
べ: 「あいこら」の坂崎みたいな奴ね。ごくたまに、いるね。
か: あれを『人工的な女にしか興味がない』と置き換えるとだな、アイドルに夢中で同級生はブスばっかりだと思ってる若者とあんまり違いはないんじゃないかと思うんだな。
べ: あー、そう言う奴は結構いるねぇ。確かに似たようなものなのかも。
か: そうしてみると、そういう言動は『オタクだから』出るものではなくて『ガキだから』出るものだと言える。
べ: おおう、なんてカゲキな仮説。
か: いいんだよ、俺様はガキが見たくてサンデー買ってるんだから。
べ: 実は肯定してたのか。わざと誤解を招くような発言をするのはやめなさいよ。
か: でも話はここから始まるからねぇ。最近「オタク」という呼称も幅が広がってポジティブな意味合いで使う人も増えているが、俺様は古くからのつきあいだから、蔑称として受け取っている。で、俺様の定義では、少年マンガを読んでるくせに主人公がガキだから許せないとか言ってる人はオタクの傾向があるな、と。
べ: なるほど、一度クッションを入れておいて真にカゲキな方向へ持っていく作戦か…。
か: こういう人たちは大抵、主人公がガキであることを肯定する漫画はダメだというニュアンスを込めてこう言っている。少年マンガは主人公の成長を描くことで読者の成長を促すものであるべきだから、この主張は正しい。けど、だったらそう言わなきゃダメなんじゃありませんか?ということを俺様は言いたい。
べ: まあ少年マンガの主人公が子供なのは当たり前ではあるけど…。
か: いや、そういう揚げ足とりをしたいわけではなくて。議論が続くうちに問題の本質を忘れてしまうことは人間良くあることで、主人公がガキだからダメだ、という言い方を続けていると、次第に主人公がガキであることそのものに嫌悪感を覚えるようになっていくんだな。主人公の成長や若さ故の格好良さをつい見過ごしてしまって、ガキであることが肯定されているように錯覚してしまう危険性が出てくる。
べ: 体験談ですか。
か: 応。読んでるようで、意外と大事なところを読み落としてるもんですよ実際。
べ: 些細なことにこだわっちゃって楽しく読めないことは確かにあるよね。
か: で、そういう自分の固定観念を通してしかモノを見られなくなっている人間を指してオタクと呼ぶのだと、俺様は思っている。だからオタクは始末に負えない。
べ: 自分の基準しか信じないから、話が通じないわけだ。
か: そういう意味じゃ酔っぱらいと一緒。本人が楽しんでないぶんタチが悪い。
べ: 壁の主張には常に、根底に『より楽しむ』というのがありますんで。
か: 少年マンガというのは主人公の格好良さを楽しむためにあるもので、それが格好良くないんなら確かに作者が悪いんだが、それを主張する前に自分はちゃんと格好良さを探したか?ということが大事なのな。書物は作者と読者が二人三脚で作るものだ、ってのもまた本質なわけだから。
べ: 作者の腕が悪いのか読者の腕が悪いのか、よく考えてからモノを言いましょう、と。
か: そういうこと。じゃあオタクにならないよう、しっかりとモノを見るには何が必要か、という話をこれから。
べ: そりゃあ漫画なら漫画を読みまくる、でしょ。
か: もちろんまずはそれだ。量が足りないってことは、そもそも好きなのかどうかが怪しいからな。立ち読みや漫画喫茶でしか読まないようじゃぁ、ちょっとな。アニメなら、DVDなんかで揃えろとは言わないが、せめて録画してしばらくとっておくぐらいはしないと。ふと手に取るってことは案外重要だからな。
べ: 側に置いておかないと気づかないことってあるよね。
か: それから、やっぱり想像力だよな。2次元の楽しみってのは、それを脳内で3次元にするところにあるわけだから。
べ: そうなの?だったら最初から3次元でいいんじゃ…。
か: それは違う。例によって人工と自然という言い方をすると、自然というのは人それぞれに触れているものが違っていて、人と共有することは難しいものだ。対して人工物は、基本的に人と共有できる。人と共有できるところが人工物の魅力であって、それを自分が接している自然の中において、自分だけのものを作るのが楽しいんだ。これを漫画に置き換えると脳内で想像するということになる。
べ: 話がでかすぎてうさんくさい…。
か: このくらいうさんくさいと面白いだろ。この説に従うと、しっかりと自然に触れることも重要な要素だということになる。想像力のベースになるのが自然だからな。自分の周りにある自然、例えば女の子をよく知っておくことで、漫画の中の女の子をより楽しめるようになるわけだ。よって801ちゃんは可愛い。
べ: よっての使い方おかしい!
か: まあ「となりの801ちゃん」は、普通に腐女子の生態を描いたギャグとして楽しむも良し、随所に散りばめられたアニメ・ネット系のネタを探して楽しむも良し、その世界で生きてきた人ならあるあるネタとして楽しむも良しなんだが、俺様としてはそれに加えて主人公カップルのラブラブっぷりに萌えるが良いと思う。
べ: それは……、……まあいいか。ちなみに壁的ツボは?
か: 「夏が近づいて全然遊んでくれない801ちゃんをちょっと困らせてやろうと思いました。」このセリフはかなりキタね!
べ: …なぜよりによって彼氏の方に萌える?
か: いや、801ちゃんだって比にならんくらい可愛いぜ?スーツの件とか指輪の件とか。特にものすごくふくれた801ちゃんが最高。目に浮かぶね!萌えるね!
べ: ……もしかして801ちゃんみたいな人、知り合いにいる?
か: いる。
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by kabehouse | 2007-03-15 04:11 | 本棚

男の子ならコレを読め!

ひさびさにやぎさんとこへトラックバックです。
テーマは「ムスコ(小学校4年生男子)に薦める漫画」
「他に何かお薦めあったらコメントくださいませ~。(特に昔男の子だった方)」とのことなので、昔男の子だった(まだ子供な気もしますが)身としては、当時を思い出しつつ、男の子ならコレを読め!というオススメをいくつか挙げてみようと思います。

1位:「機動戦士クロスボーンガンダム」富野由悠季・長谷川裕一、角川書店、全6巻

男子なら誰もが通る道、ガンダム。やっぱりガンダムには触れておかなきゃダメでしょう。クロスボーン、略して黒本はガンダムF91外伝という位置づけで描かれた漫画で、富野・長谷川タッグによるガンダムの正統として評価も高く、TVシリーズで放映された映像作品と比べて入手しやすいので真っ先にお薦めできます。F91を観てなくても十分楽しめますし、なんといってもカッコイイ。やっぱりガンダムの格好良さは、男の必修科目ですよ。F91は入手しにくいかも知れませんが(レンタルビデオとかであるかも)、これまた短いのでガンダム入門に良い作品。セットで楽しむとなお良しです。

2位:「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦、集英社、全80巻

俺様が小学生だったジャンプ黄金期以降、様々なバトル漫画を読んで来ましたが、成長して見返すと今の「ONE PIECE」なんかの方が筋は通ってるし丁寧だし、面白いというのが正直な感想です。が、ジョジョは別格。男ならジョジョだけは読め。1位に挙げた方がいいかとも思いましたが、長いので2位。

3位:「W3(ワンダースリー)」手塚治虫

いろんな出版社から出てます。大体3巻。やっぱり漫画の神様、手塚治虫ははずせませんよ。手塚治虫といえば中学生なら「ブラック・ジャック」「火の鳥」「ブッダ」でしょうし、小学校低学年なら「ジャングル大帝」「三つ目がとおる」がオススメですが、高学年に一番似合うのはコレ。

次点:「ミノタウロスの皿」藤子・F・不二雄

SFファンとしての意見になっちゃうので万人にオススメというわけではないんですが、小学校高学年というとSFに興味を持ち始める年頃ですので、藤子・F・不二雄のSF短編をオススメしておきます。俺様は小4くらいで「ミノタウロスの皿」「ひとりぼっちの宇宙戦争」をテレビで観た記憶があります。特に「ミノタウロスの皿」は非常に鮮烈で、忘れられません。本格的なSFを読むための下地作りとしても、藤子・F・不二雄の短編はぜひ読んでおいて欲しいところです。個人的には小学館のハードカバー「藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版」が、子供向けから大人向けまで取り混ぜて収録されていて特にオススメなんですが、文庫版などこれも色々出ていますので、そちらがリーズナブルで良いかも。

番外:「ボッコちゃん」星新一、新潮文庫

そして小学校高学年というのは漫画から活字へ、童話から小説への移行期でもあります。大人の目からすると「大丈夫なの?」とか思いがちですが、意外と皆さんも読んでたと思うんですよ。俺様がちょうどこの頃に買ってもらって読んだのが星新一のショート・ショート。他に家にあった「坊ちゃん」「小僧の神様」「杜子春」なんかも読んでたので、短編なら小学生でも十分読めると思うんですよ。この年代の男の子には星新一を、女の子にはO・ヘンリを、というのが壁的オススメです。

結構子供って、途中で飽きて放り出しちゃっても、その後しばらくしたら読み返しているもの。ですから本や漫画はちょっと難しいかな?と思ってもとりあえず読ませてみるのがいいんじゃないかと個人的には思います。
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by kabehouse | 2007-01-14 23:35 | 本棚

「こわしや我聞」総括 後編

か: まさか字数制限にひっかかるとはな。
べ: 7000字以上書く人滅多にいないと思うよ…。
か: しかもこんな中途半端なところで切らないと前・後編にすら収まらなかった。
べ: というわけで、「こわしや我聞」総括、後編は3-4節から始まります。
か: ここから読んでも意味がわからんから、先に前編を読んでおくように。
べ: そんな人いないって。
か: 前編読んで後編読む気なくした人ならいるかもしれないがな。
べ: 後編は前編とほぼ同じボリュームがあります。注意してください…。
か: では、「こわしや我聞」総括 後編、はじまりはじまり~。

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by kabehouse | 2005-12-28 15:24 | 本棚

「こわしや我聞」総括 前編

か: はいどーもー、壁のかでーす。
べ: べでーす。
か: というわけで今回は特別に、人格を分離して語ることにしたぞ。
べ: 名前があまりにも適当なんですけど。ていうかなんでわざわざそんなややこしいことを?
か: ツッコミがいないとボケにくいからだ。
べ: いや、そんな無理にボケなくても…。
か: ボケないと書いてて面白くないだろうが。それに俺様の文章は、言葉の意味を勝手に変えたり、わざと嘘を言ったりするから誤解されやすい。
べ: それは誤解っていうよりあんたがだましてるんじゃ…。
か: だから誤解を防ぐために、ツッコミ、補足説明、暴走を止めるとかその他諸々を行う人員が必要なのだ。つまり俺様が佐々やんでお前が中村。
べ: またそんな分かりにくい例えを…。まあ今回は「我聞」の話だからいいか。
か: そのとおり、大変遅くなったが「こわしや我聞」語り尽くし企画だ。
べ: しかし恐ろしく長いねー。
か: 全部で15000字超。改行とかタグとか抜くとおよそ11000字ってとこだな。
べ: こんなの最後まで読む人いるんだろうか…。
か: 藤木屋にトラックバック貼ったし、二、三人は読んでくれるんじゃないか?
べ: 作者公式に!?嫌がらせ?
か: 違うわ!一足遅いクリスマスプレゼントだ。俺様はサンタじゃないが、「我聞」への愛なら溢れ出るほど持ってるからな。
べ: で、溢れちゃったついでに全部吐き出したらこんなに長くなった、と。
か: これでもはしょったんだ!補足説明入れないとわかりにくいかなーと思ったところも泣く泣く削ったんだ!
べ: いや、そこ削っちゃダメだよ。
か: だって面倒だったし。
べ: それが本音か!
か: といったところでまた来週。
べ: まだ始まってもないのに終わらすな!ていうか来週ないし!
か: しょうがないなあ、始めるか。「こわしや我聞」総括、はじまりはじまり~。

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by kabehouse | 2005-12-28 15:13 | 本棚

Comic Baton

Third Word WorldのへっぽこぴーすけさんからComic Batonが回ってきました。漫画版「突撃!となりの晩ご飯」みたいな企画ですな。俺様がいかにマイナーな漫画を好むかが如実に表れる結果となっています。反応できた方は、この機を逃さずコメントください。いやマジで同士求む(無理っぽい)。

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by kabehouse | 2005-07-17 19:36 | 本棚

電車男 1

俺様は、実はかなり強い漫画運を持っているらしい、と思うことがあります。たまたま先輩が持ってきた月刊マガジンに「BECK」の全米ツアーのクライマックスの話が載ってて買い集めたり、たまたまチャンピオンを立ち読みしたときに、「サムライジ」の第一話が載ってて買い集めたり…。何より、たまたま友人の家で読んだサンデーに「キリンジ」の第一話が載っていたために、即座にその週のサンデーを買いに走って以来、俺様はサンデー読者なのです。で、「電車男」ですが、これはたまたまコンビニでヤンサンを立ち読みしたら、第二話が載ってました。たぶん他の回だったら、なんだかんだいってスルーしたんじゃないかなあ、と思うのです。まあ、そこだけ切り取って読んだからそう思っただけなのかもしれませんが…。前置きが長くなりました。ご存じ「電車男」、小学館・原秀則バージョンです。先に断っておくと、俺様原作は読んでないので、この漫画において原秀則がどれだけの功績を担っているのかはわかりません。とにかく一冊の漫画として読むのみです。

さて、「電車男」の特徴は「ネット発」、すなわち2ちゃんねるへの書き込みによって物語が展開される点ですが、これが予想以上に新鮮であります。何たって読者と全く同じ、電車男の恋物語を外から見ている登場人物が漫画の中に「いる」ので、感情移入度が桁違いです。この手の漫画を読んでいるとひっきりなしに口をついて出る「何やってんだよォ電車ァ!」とか「かっこいいぞ電車!」というセリフを、言ってくれるキャラがいる。この不思議な連帯感は、まさに2ちゃんでリアルタイムに書き込み、あるいはROMっている時のそれです。

主人公である電車男は、正直な話カッコイイです。正直者はカッコイイ、というのが私の持論でありますが、電車男も格好つけないところがカッコイイ。それでいて経験値ゼロからの出発なので、親近感はすごくあります。まるでネット上でレベル上げて、強くなってからボスと戦いにいくRPGのよう。なんだか手塩にかけた子供のようで、可愛くて、その成長に感動します。もう一つ特徴的なのが、そのアンバランスさ。住人たちのアドバイスにより急にイケメンになってしまう電車男なんですが、中身は恋愛経験ゼロの冴えないアキバ系(というほど秋葉の匂いは感じませんが)なので、いきなり中学生ばりのリアクションがでたりして、かなりアンバランスな戦いが繰り広げられます。やばいカッコイイ!と思ったり、ガキだなあ、と思ったり、そのギャップが面白いところです。

ヒロインについては、1巻ではほとんど触れられません。謎の女です。これが良い。脈があるのかないのか、憎らしいほど読めません。それでいて仕草や表情がいちいち可愛いときているので、かなり罪な女です。もう本当に、コノヤロ~と。でも読者が(2ちゃん住人を通して)介入できるのは電車男だけなので、やきもきさせられること請け合いです。

要約すると、漫画に登場する住人たちとともに電車男を格好良くプロデュースしているような、俺たちの電車がどんどん格好良くなっていく、という感覚が非常に楽しい漫画です。2巻も買います。1巻とんでもないところで切ってくれたし。

以下ネタバレあり。というか読んだ人にしかわからない話。

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by kabehouse | 2005-04-24 23:12 | 本棚

いやもう本気でどうしようかって

またもやYagi's Pasturelandにトラックバックであります。内容関係ないんですが。

「PLUTE」です。浦沢直樹×手塚治虫、「鉄腕アトム 史上最大のロボットより」です。もう表紙から何から「面白いぞオーラ」が出まくってます。読んでの感想はやぎさんと一緒なのでそちらに飛んでください。付け足すとすれば、無表情な旧式のロボットたちの感情を、クローズアップを多用することで描いており、想像力刺激されまくりでたまりません。

で、こっからが本題です。実は浦沢直樹について触れておかなければとずっと思っていたのです。なぜかというと、浦沢直樹は俺様の嫌いな漫画家ナンバー1だからなのです。悪口ではありません。彼の漫画はめちゃくちゃ面白いです。俺様が初めて読んだのは「YAWARA!」でしたが、「MASTERキートン」とか「MONSTER」、「20世紀少年」と、心底面白い漫画をガンガン飛ばしてくれます。「PLUTE」にしても、初見で震えるわ読めば読むほど引き込まれるわ、という快作。その力は本物であると言わざるをえません。でも、俺様はこの漫画が好きになれないのです。リズムがちょっと俺様のリズムと違っていて、はみ出た一コマ一コマがひっかかってしまって、仕方ないんです。浦沢直樹の漫画はいつもそうなので、これはもう決定的にリズムが合わない人なんでしょう。

こういう相性が悪い相手というのは困りもので、俺様もかつてだいぶ悩みました。面白いけど嫌いな場合、買うべきなのか?本屋に行くたびに面白そうだけど手が出ないという状況を長年やってきた結果、出た結論は「好きか嫌いかで判断すべきだ」というものでした。買い手としては、やはり好きなものを買うべきで、嫌いなものは買うべきではないのです。でも面白いかどうかはそれとは別。読者としては、面白いものは周りにすすめなければなりません。好き嫌いは共有できないこともあるけど、面白いものは誰が読んでも面白いですから。

で、問題は一巻買っちゃった「PLUTE」をどうするかってわけで…。あああ続きが気になる!二巻読みたい!でもやっぱり嫌い!どうすりゃいいんだあ!

…ってなことになるので、面白いからって嫌いな漫画を買わないほうが身のため、なわけです。
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by kabehouse | 2004-10-12 14:35 | 本棚