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王者の危機

タイトルを一読して、何の話かピンと来たあなたはエライ。ええ、ピンチなのです。週刊少年チャンピオンが、今、未曾有の危機に立たされているのです。どのくらいピンチかというと、ちょっと奥まったところにある近所のコンビニが置くのをやめちゃったぐらいのピンチなのです。

チャンピオンは、かなり歴史の古い漫画雑誌で、発行部数は多くないものの、独創的な、他では読めない漫画が載っているという理由で少なからぬファンを獲得していました。古くは「ブラックジャック」や「がきデカ」でセンセーショナルを巻き起こし、その後も「本気!」の立原あゆみ、「グラップラー刃牙」の板垣恵介など、アクの強い漫画家を数々輩出してきたものです。ところが最近は勢いのある漫画がことごとく短命に終わり、ただのイロモノ漫画が少しずつ増えてきていたのです。今週のラインナップを見ても、この連載陣の中で「アグニ」と「サナギさん」がラスに回るというのは、絶対におかしい。俺様は過去「サムライジ」や「GO BOUT」が消えるのを見るたびに危機感を強めていたのですが、そこはチャンピオンの体質、きっとアグニが消えても新たにアツイ新連載が出てくるに違いないと思っていました。そして「アイアンジョーカーズ」、「虹色ラーメン」、「エイケン」、「曲芸家族」と連載陣が相次いで姿を消した今、次代を担う新連載が怒濤のように攻め寄せる、はずだったのです。

ところが、今週始まった「MASTER GUN MASTER」は、パワーは溢れているものの、設定もキャラクターもどこかで見たような感覚がぬぐい去れません。先週からの「舞-HiME」も、豪華スタッフで作るアニメとの連動企画でありながら、ここ2話の展開はいたって陳腐。もう一つの新連載「ラブバスケット」に至っては、近頃の流行をそのままトレースしたかのような不自然さ。一体いつからラブコメの主人公はこんなにカッコ悪い存在になってしまったのでしょうか。もし来週から始まる「ドールガン」までもがこの調子だったら、俺様は泣きます。

本当は、一話や二話で漫画を語るべきではないと俺様は考えています。特に読者が寛容になった現在、一話で読者をどっぷり世界につけ込んでしまうほど強い漫画というのは滅多にありません。ですが、チャンピオンだけは例外だったのです。「バキ」にしろ「アクメツ」にしろ「Switch」にしろ「アグニ」にしろ、一コマで他とは違うとわかり、一話読めばその世界をほぼ感じられるパワーを持っているのです。それが今や、誰が描いたのかわからないような漫画が増えつつある。新連載が表紙すら飾れない今のチャンピオンに王者の風格はもはやなく、このままではこの雑誌の存在意義は消えてしまうでしょう。

ここ最近打ち切りが続いたチャンピオンは今、瀕死の状態にあると言っても過言ではないかもしれません。今まで「買わない雑誌に口は出さない」というスタンスで生きてきた俺様も、さすがにここまで危険な状況は見過ごせません。どうすればいいのかはまだわかりませんが、俺様がどうにかします。王者の歴史を途絶えさせないために。って本当にどうすんだよ!
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by kabehouse | 2004-08-28 12:03

驚異のマルチヒーローシステム

週刊少年サンデーから少年マンガの面白さを探り続ける壁ハウス、今週のテーマは物語を面白くもつまらなくもする諸刃の剣、「マルチーヒーローシステム」(以下MHS)です。このMHS、初めて聞いたという方がほとんどだと思います。俺様が勝手に名付けたんだから当然です。というかここで使ってる聞き慣れない言葉の数々は、ほとんど俺様が勝手につけた名前です。「ヒロイン研究」の方は、一応諸々の資料を参考に、最も一般的に使われている言葉を選んで書くようにしてますが、「少年サンデー」カテゴリの文章はそのへん適当にやってますので、遅ればせながらご了承ください。

前置きが長くなりましたが、このMHS、読んで字のごとく「複数のヒーローを登場させることによって、一人のヒーローが複数の役割を持つ」システムです。一番わかりやすい例はキン肉マン。最初ライバルとして登場したロビンマスクはその後ヒーローとしての活躍を経て親父キャラに落ち着いてましたし、ウォーズマンは途中からほぼヒロイン役。「七人の悪魔超人」編では、主人公であるはずのキン肉マンが負傷してヒロインに近い役をし、他の正義超人がヒーローとしてそれぞれ活躍するという構造が生まれました。ぶっちゃけた話「仲間」です(ぶっちゃけすぎ)。

キン肉マンの例でもわかるとおり、一番わかりやすいMHSは「仲良し三人組」とか「五人戦隊」とか「光の武者七人集」とかいうグループを成すもの。サンデーでいうと「うえき」と「メル」、あと今週から始まった短期集中連載「絶対可憐チルドレン」がこれにあたります(「ガッシュ」は後述)。何かというと主人公以外のキャラを戦わせたがる現在の漫画界においては、この数は少ないほうだと思います。今週みたいに、いきなりアノンVS李崩!とか言われると、やっぱりワクワクしますよね。ヒーローが多いってやっぱいいなあ、と思ってしまうわけです。始まったばかりの「東遊記」や「クロザクロ」にも、魅力的なヒーローが増えれば、それも面白そうだなあ、と。

ところがどっこいそこに存在する落とし穴。このタイプはやりすぎると主人公の存在感がなくなって、ストーリーがぼやけてしまいます。どこぞの忍者漫画みたいに、新章突入のたびにそれぞれの背景を描いて戦う理由を説明して、その上で戦闘シーンを絡めて…なんてことをやってたらページがいくらあったって足りません。ぼやけて当然です。やるなら「絶対可憐チルドレン」(長いね)のように、はっきりした主人公を一人作って、他のヒーローは背景設定をシンプルにして、ある程度役割も決めてくれた方がいいです。いつもは偉そうに見てるだけのキャラがたまに本気で戦ったりするからこそ面白いわけですし。いくら仲間とはいえ脇役は脇役、出しゃばってはいけません。今週の利守のように、仲間はさらっと描いて主人公で勝負する「結界師」や「MAJOR」(あと「コナン」とか「犬夜叉」とか「からくり」とか)、一見脇キャラが活躍しているように見えて林田なしでは成り立たない「いでじゅう」、波戸さんや百舌鳥さんを格好良く描きつつも斑鳩悟が出てきた瞬間さらにギアが上がる「D-LIVE!!」などの例からも、ヒーローが多けりゃいいってもんでもないことがわかるでしょう。

さてここからが新基軸、真のMHSとも言うべき主人公二人制、「ガッシュ」および「道士郎」の登場です。これまで見てきたMHSが主人公+仲間たちという構図をとっていたのに対して、「ガッシュ」のガッシュ&清麿、「道士郎」の道士郎&健助は、もはやどっちが主人公かの区別が難しい。特に「ガッシュ」。こうなるともはやヒロインなど無用で、ガッシュは清麿のために強くなり、清麿はガッシュを強くするために戦う、という強固な絆が生まれています。タッグという構図自体は過去にもあったものの、基本的にはどっちかが主人公でもう一人はサポート、という形ばかりだったので、ガッシュの肉弾戦と清麿の頭脳戦、というタイプの違う戦いが同時に行われる「ガッシュ」の構図は、全く新しい魅力を生み出しているわけです。「道士郎」も、ずっと健助の活躍が目立ってましたが、もっと道士郎が活躍して道士郎ママとか道士郎兄とか巻き込んで、はちゃめちゃな騒動を展開してくれたら、新たな魅力が開けるかもしれない、と注目しております。

このMHS、使い古されているようで、実はまだまだ秘めたパワーを持ってるんじゃないかと俺様は考えております。ですが、絶対やらなきゃいけないってもんでもない。先に述べたとおり、ヒーローは一人でも十分奥が深い世界が作れます。ただそこを無理矢理増やすことで別の面白さが得られることがやはりある。「はじめの一歩」と「KATSU」は全然違うけど、どちらも面白いよね、と俺様は言いたいのです。

おっと、忘れるところだった。今週の一コマは「結界師」より106ページ1コマ目、「おう利守、おかえりー」の瞬間の良守。とその瞬間の利守。この単純化された線一本一本にこもる何かが漫画を支えているのです。
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by kabehouse | 2004-08-26 13:14 | 少年サンデー

リンクを増やしたのです。

前からずっと好きだったサイトをリンクに入れたのです。

++オオゴシテイスト++は、ホビーライターとして活躍なさっているオオゴシ*トモエさんのオフィシャルサイト。その著作(?)「ガンプラ大好き!」は、俺様含む多くのビギナーモデラーにとってバイブルとなっています。で、このサイトがまた良いのです。青系で統一された色調といい、オオゴシストライプといい、日記の表情豊かな文章といい、頭が下がるばかり。いつか俺様もウェブページを作るときには、ぜひ参考にさせていただこうと考えております。皆さんもぜひ一度、ここの日記はご覧ください。はまりますよー
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by kabehouse | 2004-08-24 14:22

ヒロインとはなんぞや?

ついにヒロイン研究家としての活動開始。最初のテーマは、ズバリ「ヒロインとは何か」です。

漫画に限らず、すべてのドラマには「戦い」が必要です。難しくいえば「葛藤」ですね。主人公が何かに立ち向かい、乗り越えていく。その作業こそがあらゆる物語の本質となります。だとすれば、そこには戦う主体である主人公の他に、乗り越えるべき「壁」と、乗り越えたときに得られる「報酬」が作られます(報酬といっても、人の命だったり世界の平和だったりするんですが)。戦う主体、戦う対象、戦う理由とお考えください。

ここで、戦う主体はもちろんキャラクターでなければならず、主人公であるべきです。たまに主人公以外のキャラが戦うこともありますが、ひっくるめて「ヒーロー」と呼びます。戦う対象と戦う理由は先ほどのように「壁」、そして「報酬」と呼ばれますが、これを象徴するキャラクターを「ライバル」、そして「ヒロイン」と呼びます。

特に少年漫画においては、戦う対象と理由をキャラクターに象徴させる、つまり「ライバル」と「ヒロイン」を作ることが望まれます。「ドラゴンボールを探して旅をする」よりも「クリリンを殺したフリーザを倒す」ほうが数段わかりやすく、面白いのです。

例えば「名探偵コナン」の場合。もともと推理モノですのでヒロインやライバルは作りにくいのですが、工藤新一が体を小さくされて江戸川コナンを名乗る、という設定によって、ライバルである「黒の組織」を作りました。この場合戦う理由は「元の体に戻ること」ですから、工藤新一であったころの生活を象徴するキャラクター、つまり「毛利蘭」がヒロインとなるわけです。

他の事例として、「うえきの法則」を見てみましょう。一応世間一般には「森あい」がヒロインと認知されていますが、大間違いです。ヒーローである植木が戦っている理由は、「コバセンを助けるため」。つまりこの漫画のヒロインはコバセンなのです。

いかがでしょう?「ヒロインがコバセン!?」と思いましたか?でも、それと同時に「そっかー、植木ってコバセンのために戦ってたんだー」と、なんだかちょっと釈然としない気分になりませんでしたか?別に「ヒロイン=美少女」っていう等式がなりたつわけではなく、ヒーローが少年ならヒロインは美少女、というほうがいいからそれが一般的なんです。絵になるんです。だって、親父をかばって岩を止めるケンイチよりも、妹が人質にとられてるケンイチのほうが絵になるじゃないですか。そういうわけですので、ヒロイン研究は美少女を主に研究することになるわけなんです。なんか我ながら言い訳がましいことを言ってますが、今回はこのへんで。
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by kabehouse | 2004-08-20 16:22 | ヒロイン研究

「いでじゅう!」キャラ人気投票

100回記念で林田スペシャルをやってくれちゃったわれらが「いでじゅう!」。今回ついにキャラクター人気投票がやってきちまいました。メインキャラ10人(よっしー含む)の牙城を崩す奴は現れるのか、って感じですが、とにかく誰に入れようか考えてみようというわけです。

先にあげたようにメインキャラ10人の争いになるのはわかりきったことですので、このうちから誰か一人を選びましょう。とか言いつつやたら迷ってしまう俺様。素直に林田とか皮村に入れてもいいんですが、ほかのキャラもかなり捨てがたい。人気投票の結果次第でこれから出番が増える可能性もあるわけですから、ここは慎重に選ばねば…。この中で一番出番が増えて欲しいのは…、よし、お嬢だ!6番「綾川苺」決定!

次は俺様の大好きなサブキャラの面々からトップを選ぶわけですが、これはもう内藤老師か鬼頭先生かの二択。この二人はきてますよ。でも親父を二人選んでしまうわけにもいきませんので、どちらか一方には消えてもらわねばなりません。うーむ…やっぱ出てきて嬉しいのは老師かなあ…。破壊力すごいもんなあ…。よし、断腸の思いで10番「内藤不二男」決定!

で、あと一人。これはもうルール無用のバトルロイヤル。一人一人勝ち抜きをやっていくわけです。なっちゃんVS山咲幸子の壮絶な戦いがあったり皮村両親が意外な健闘を見せたりというさまざまなドラマの末、最後まで生き残ったのはなんとこの男、1番「林田亀太郎」!たぶん主人公が残ったのなんか初めてです。それだけ林田がいいってことだな、うん。

人気投票は読者の声を編集部に届ける大事な場。皆さん奮って愛のこもった葉書を送りましょう!チョメジTシャツ欲しいしね!
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by kabehouse | 2004-08-19 16:00 | 少年サンデー

少年サンデーから美少女を読み解く その3 すれちがい宇宙編

今週のサンデーはやたらアツイ!すさまじい気合がビンビン感じ取れてしまいます。ならば正面からガッチリと受け止めるしかないのであります。さあ行くぞ、合言葉は「すれちがい宇宙(そら)」!

とその前に、今週の一コマ。「MAJOR」より239ページ5コマ目、「さっきとおんなじとこだぜ?」こういうポーズがばちっと格好良く決まると、段違いに爽快です。ついでに、超黒柳って言われると、スーパーひとし君の黒柳徹子さんバージョンが浮かんでしまうんですが、俺様だけですか?

さて本題に入りまして、トップバッター「結界師」。パッと見ダサい良守とパッと見可愛くない時音がどんどん魅力的になってもう止まらない。来るか?ネエさんブーム!…パッと見で敬遠されなければ可能性あるんですけどねえ…。こういうキャラは狙ってないからいいのであって、簡単に可愛くなっちゃったらおしまいなんです。ガンガン格好良くなっていくヒーローと簡単には可愛くならないヒロインのせめぎ合い、そしてすれ違いが見たい。まあそのためには良守に早いとこ成長してもらわんといかんのですが、ダサい良守がやっぱいいなあって感じもある。その辺のさじ加減に注目です。

実は、ずっと気になってることがあるんです。怖くてなかなか言えないんですけど。ゴメンナサイ、エリーは美少女ですか!?それとも美少年ですか?俺様は美少女だと信じてるんですが、オッケーですか?ノーグッドですか?グルービーですか?誰か教えてください…。

2番の「ケンイチ」が内野フライに倒れて3番センターカラー「いでじゅう!」。あだち充を思わせる171ページから入って、綺麗にライト前。俺様不覚にもこんなお約束なオチに引っかかってしまいました。あまりに林田が面白すぎておにぎりのこと忘れてました。たった一人で10ページ読ませてくれる林田はかなりスゴイ。けどそれもこれも森桃里あってこそ。すげえや。

4番はこの人、「コナン」。今週はきっちり仕事をこなして犠牲フライで一点という感じ。期待を裏切らない平次のアホっぷりに乾杯。オチもいいですしね。

そして今週5番に座った「こわしや我聞」が予想外の特大2ラン。いや、まあお約束っちゃあお約束なんですけどね。優等生キャラはこれやってナンボですから。今回は追い込み方といいトドメの刺し方といい、実に自然でよろしい。さあ走れ我聞!から回れ我聞!お前は悪くないけど悪いってことにしとけ!

今のサンデーはクリンナップの後ろが怖い。6番「KATSU!」での里山と水谷のスーパーコンビは今週も健在。なにやら事件が起こりそうな気配、傘と後楽園ホールは二人にいったい何をもたらすのか?とかなんとか言いつつ何があっても大丈夫な気がします。この妙な安心感がこの漫画の最大の魅力なんじゃないかと。

7番はここのところ当たりに当たっている「モンキーターン」。俺様洞口のファンなんですけど、応援しようにもこんな状況じゃ無理だ…。青島は相変わらずペンギンだし。ま、言うことは前に言っちゃったし、俺様としては信じるしかありません。

恐怖の8番「からくりサーカス」。黒賀村全滅、しろがねのピンチと舞台は完璧に調い、立ち上がった勝の前に「最後の四人」は(たぶん)雑魚扱い。こいつを止められるのは、もはやあの男しか…いない!

ラストバッター「D-LIVE!!」。乗り物に乗ったときとそれ以外とのギャップで数々の女性の心を奪う魔性の男、斑鳩悟(笑)。今回のエピソードで、ついに初音も捕らえるのか?それはともかく、ASEのベビーシッターが見たくてしょうがありません。
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by kabehouse | 2004-08-19 15:31 | 少年サンデー

親父ファイティング

どうも、今週の「D-LIVE!!」を読んで、7巻のボス猿を思い出し、つい「ひ…人なのか、あれは? UMAの間違いじゃあ…」と言ってしまった壁です。ヒロイン(美少女)、ヒーロー(必殺技ね)、ライバルときて今週はついに脇役に突入。親父キャラの魅力を探りましょう!

親父キャラとおっさんキャラは、混同されがちですが違います。親父とは父親の意味、すなわちヒーローにとって、助言をくれるサポーターであると同時に超えねばならない壁となる、父親や師匠などのキャラを指します。だから幻海ばーさんも親父キャラ。…呼び方変えた方がいいかも…。まあそんな厳密な区別はあんまり気にしなくていいと思うので、ここから先の話には微妙におっさんキャラも混じってますが気にしないでください。気を取り直して、親父キャラには大きくわけると二種類あります。どっちにしろ主にヒーローがピンチの時に現れて助けてくれるのが親父キャラの役目(断定)なんですが、そのとき、ヒーローを助ける名言を吐いて強化してくれるものの、自分では戦わない「ずるいぞ親父」キャラと、実際ヒーロー顔負けの戦いを見せてしまう「すげえな親父」キャラとがあるわけです。「ずるいぞ親父」キャラより「すげえな親父」キャラの方がストレートに格好良さが出るのは確かなんですが、下手するとバランスを壊してしまうので注意が必要です。

「ずるいぞ親父」キャラ今週のトップは「ガッシュ」のジードさん。格好いいこと言って余裕でタバコ吸ってる間にテッドまっぷたつ。これはもう「ずるいぞ親父」キャラの宿命なので責めてはいけません。余談ですが、これだけ格好いいのに気合いの入れ方が「キェエエエエエ!!」なエリーがステキ。そして親父を通り越して「ずるいぞジジイ」の域に達している「結界師」の墨村繁守アーンド「いでじゅう」内藤老師。特にたった二コマで笑いをさらっていく内藤老師は破壊力満点。繁守さんもズルさ満開でいってほしいと思います。

続いて今週の「すげえな親父」一等賞、「ケンイチ」の白浜元次。素晴らしく格好いいセリフを吐きつつ片手で猟銃を使いこなしながらも、全てを笑いに持っていくその顔はもはや反則。親父キャラの宝庫「ケンイチ」の中で引けをとらない活躍です。二等賞はこれまた親父キャラの宝庫、「モンキーターン」より小池勘一。このハンマーさばきを見よ!さらに三等賞は、隠れた親父キャラの宝庫「うえきの法則」より神様アーンドマーガレット!神様はもちろんマーガレットが密かな格好良さ。最近出番がないコバセンといい、良質な親父どもでありました(過去形?)。

上に紹介しきれなかった中にも、サンデーには百舌鳥さん始め拓さんとかラビット坂口とか店長とか、親父キャラが一杯…多すぎないか?なんか美少女より親父キャラの方が多いような気がするぞ…って数えるのはやめましょう。怖いので。

えー、かなり迷った今週の一コマですが、「いでじゅう」より172ページ5コマ目の桃ちゃんにあげましょう。そして来週、酒井ようへいがついにサンデーに!サンデーRに掲載された「シブヤペインターズ」以来、ずっと注目してただけに嬉しい限り。なんかこの夏の新連載は俺様好みすぎて、人気出ないんじゃないかと心配になってしまいますが、自分を信じてゴーですな(意味不明)。
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by kabehouse | 2004-08-12 10:49 | 少年サンデー

ラクガキ王国2が来る!

土日にソフマップザウルス1号館(通称オタロード店)にて行われたメーカー合同秋の新作ゲーム体験会に行って参りました!12時開始ってことだったので11時半頃現地到着。近づくにつれて見えてくるのはネットランナー大抽選会…。これは罠か?騙されたのか俺様!?

とにかくそんなものは無視して乗り込んでいくと、どうやらデモプレイもきっちりやっている模様。三台並んだPS2の真ん中がラクガキ王国2。早速コントローラーを握り、タイトーTシャツのお兄さんの説明を聞き流しつつラクガキ開始。「今回から描いた後で色とか太さとかを変えられるようになったんですよ」おおっ!知ってはいたけどスゴイぞこれは!なんて描きやすさだ!これだけ描きやすいと何か凝ったものを描きたくなるのが性というもの。何を描こうかと思いめぐらせていると、目に入ったのは隣の台でやってた「どろろ」。そうだ!百鬼丸を描こう!二台並んで違うゲームで百鬼丸が活躍するなんて、夢のようじゃありませんか(言いすぎ)。その光景を思い浮かべながらあの複雑な前髪の再現に躍起になる俺様。どうにか納得のいく前髪を作り上げ、着物の表現にこだわり、かなりの時間を費やして、ようやく手足にとりかかりったところで、電源落ちました。隣でどろろやってたお兄さんも、ウイイレ8やってたお兄さんも、みな一様にぽかんとして辺りを見回していましたが、そのとき一番魂が抜けていたのは間違いなく俺様です。丹誠込めて描いた百鬼丸が!あの前髪が!復旧までにそれほど時間はかからなかったものの、データが残っているはずもなく、一気にやる気がなくなってその場は撤退。軽くスパイダーマン2などをやって昼飯に向かいました。スパイダーマン2、ちょっとさわった感じでは面白かったですよ。操作系もすぐ慣れそうな感じだったし。

昼食の間、俺様は考えました。やはり百鬼丸は複雑すぎた。描くのに時間をとりすぎて、肝心の動きを楽しめなくては元も子もないと。そこで再挑戦、今度描くのは漫画史上最も3D化が容易なキャラクター、そう、コロ助だ!藤子キャラならお手のもの、ちゃちゃっと描き上げて動きを確認。うわ、楽しい!動きがいいってこともありますが、なによりアクションゲームになったことにより、自分で操作してる感覚満点!パンチだ、キックだ、オラオラとどめのジャンプ攻撃だ!これはたまらん!買いです!これは買い!ワザエディットやらなんやらさらに面白そうな要素も見つかりますが、そこはあえて購入後にとっておくことにして帰ります。帰り際に見た「ビューティフルジョー2」も面白そうだったんですが、1がクリアできなかった悲しい思い出のある俺様には怖くて触れませんでした。

てなわけで、圧倒的な進化を見せたラクガキ王国2。9月の発売が非常に楽しみであります。
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by kabehouse | 2004-08-10 12:23 | ゲーム

2004年9月現在の壁

正体不明というのも気持ちが悪いので自己紹介。

名前:壁
職業:学生、ヒロイン研究
年齢:23
住所:近畿地方北東部、JR東海道線沿い
国籍:日本
趣味:散歩、散文、散財
特技:やせ我慢
属性:ボケ1/ツッコミ9
短所:重度の方向音痴

講読中の雑誌:週刊少年サンデー、月刊ホビージャパン
好きな食べ物:チーズケーキ全般
好きな漫画家:あさりよしとお、田中ユタカ、長谷川裕一
好きなイラストレーター:小笠原智史、後藤圭二、田中良
好きな必殺技:ハリケーンミキサー
好きなMS:ジ・O。ガンダムタイプならGP03Sステイメン
好きなゾイド:アイアンコング
好きなスタンド:ラブデラックス
好きなひみつ道具:石ころぼうし
好きな魔物の子:ダニー
好きな漫画:家庭教師ヒットマンREBORN!(週刊少年ジャンプ)

ふう。こんなもんですかね。ご意見ご要望はコメントで。
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by kabehouse | 2004-08-05 14:05 | プロフィール

これぞ漫画の職人芸 パート通

今週のサンデーは俺様的に久々の乱打線でした(ヒットが多かったといいたいらしい)。そこで職人芸シリーズパート通と題しまして、さらに細かく冴え渡る芸を見ていきたいと思います。ぜひともサンデー片手にどうぞ。立ち読みじゃついてこれませんぞ。

まずは二号連続表紙っぽい「ガッシュ」。なぜかテッドが浦飯幽助に見えて仕方ありませんが、とりあえずほっといて、タバコを吸うためにさりげなくベランダへ出るジードさんが良いですね。でかいバラのついたジャケットといい、ただものじゃないオーラでまくりです。まあ、ヒットを記録したのはむしろママさんのナイトキャップなわけですが。

続く「ケンイチ」は、今回兼一パパの回というより、秋雨全開の巻。「まともじゃない」と言われた時の自分がまともだと信じ切ってる顔とか、いつも通りの修行を始めるときの嬉しそうな顔とか。柔術用にはとても見えない「電撃木人君マグナボルト」もいかしてます。「パブロフの犬の法則を取り入れた」って、それ確か条件反射のやつですよね?やりすぎると兼一は人を見ると30発撃ち込む体になるのでは?マズくないですか秋雨先生?あと人にビールをつぐ時に手刀で開けてる逆鬼師匠は絶対マズい。気づけよパパ!と美羽!

そして「クロザクロ」。舞台はついに夜へと移り、ベタが冴える!コートを翻して空を舞う謎のお兄さんがたまりません。「悪魔の種子」とかいうのも色々いそうで、ちょっと目が離せませんな。

次に「いでじゅう」。一見よくある展開ですが、皮村がいい。普通なら「お前が悪い」と言ってしまうところを「オメーが悪いわけじゃねーけど」と言えるところが違うのですよ。確かに林田は悪くないもんなあ。

ついにサンデーにもやってきたアテネ応援読み切り「福原愛物語」。ミキハウスの協力はとれたけどミズノは無理だったのね…ってそんなことを気にしちゃいけない。王子サーブの表現とか、上手いんですけどねえ。何か足りないなあ。何だろう。決めがないからだろうか。

ハイ、今週の一コマのお時間です。「道士郎でござる」より364ページ6コマ目、「先生、さよーなら。」小坂健介ここにあり。

「モンキーターン」もやってくれます。こんな形で格の違いを見せつけるか澄!走れ波多野!次号、携帯の電池切れが修羅場を起こす…?

トリを飾るはやっぱり「D-LIVE!!」。顔面にヤクザキックを叩き込み、グリグリ踏みつけながら「私のどこが乱暴者に見える!?」とのたまう亜取さん。もう、いつ髪が伸びて首を締めだすかと…。まあ、百舌鳥さんに比べりゃマシ…かも。

さてさて来る8月6日はサンデーコミックスの発売日。ついに「きみのカケラ」の最終巻が…ん?いつもの「完結!」の文字がないけど…まあ気にしない方向で!雨にも負けず、…負けなかったら、本屋さんに走ります!
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by kabehouse | 2004-08-05 13:03 | 少年サンデー