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バーチャル本棚

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日ごろからよく通っている「Yagi's Pastureland」さんとこで面白いものを発見。「せめてバーチャルでも書庫が欲しい」
というわけで、トラックバックです。「ブクログ」にあるJavaを使ったバーチャル本棚で、アマゾンとの連携でISBNコードを入力するだけで本棚に本が置けてしまう、というもの。しかも他人のレビューも出てくる。こりゃ面白いってんで俺様もさっそく作りました。
kabeの本棚
家にある漫画(だけ)の中から、現役で家に全巻揃ってるものだけを選んだんですが。しかも1巻(もしくは画像があったやつ)しか置いてないんですが。何でこんなに多い?結構人にあげたりしたから少なくなってるはずなのに!大丈夫か我が家?

ちょっと本棚をのぞいてみて、気になるのがあったら言ってください。レビューするかも。
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by kabehouse | 2004-09-30 18:27 | 本棚

ライバルその2 良い悪党。

今週はライバル第二弾。いわゆる「勧善懲悪もの」が敬遠される理由を探ります。まず初めに、こういった勧善懲悪ものを「古い」の一言で片づける方がいますが、それだけは嘘っぱちなのでご注意ください。日本に勧善懲悪ブームが起こったのは江戸時代の話。もう「古い」というレベルではないでしょう。伝統ですよ。

「弱きを助け強きを挫く」型のヒーローは、現在あまりおおっぴらには見かけなくなりましたが、これは「巨大な敵」というものが受けなくなったことが原因です。格好いいライバルと格好いいヒーローが少年マンガの不可欠要素なんですが、昔はライバルの格好良さを表すために純粋に「でかい」というステータスが使われました。ガンダムとかでもそうです。ジオングもジ・オもデビルガンダムも、とりあえずみんなでかかったわけです。この、敵がでかいほど主人公が格好良く映るという機構自体は今でも現役で、「ガッシュ」の石版魔物編は問答無用の格好良さを誇ってましたし、「D-LIVE!!」などでは味方が一企業に対してライバルがロシア全土を牛耳る巨大テロ組織だったり、米軍特殊部隊だったりと、巨大な敵を設定することによって格好良さを出しています。が、最近の傾向として、敵はより等身大に近づきつつあります。「日本転覆をもくろむ悪の秘密結社」とか「世界中に武器を輸出する死の商人」とかいう設定はなくなってきているのです(あ、我聞だ)。

なぜ「巨大な敵」が受け入れられないのか。リアリティがないとか深みが足りないとか言われますが、一番の理由は「格好悪い」からです。以前より敵の内面が深く描かれるようになってくると、読者は敵の視点も持つようになります。すると、「巨大な敵」がやっていることはただの弱い者いじめになるわけです。これじゃチンピラです。全然巨大感が出ません。敵が等身大になったのは、これを回避するために敵にも強く(格好良く)なる「伸びしろ」を作った結果です。最近やたら敵でいい奴が出てくるのはこんな理由です。これはもちろん良い傾向ではあるんですが、常に話がわかりにくくなる危険と隣り合わせでもあります。例えば「クロザクロ」が真っ正面から敵も正義パターンで、話の先が見えないことを逆手にとって緊張感のある展開をしてはいますが、やはり若干テンポが遅い感覚は否めず、特にザクロのキャラクターが見えてこないという欠点を、今のところ抱えています。あとこのパターンだと主人公が格好悪くなる恐れもあります。

そこで今週提唱したいのがズバリ「良い悪党」です。とんでもなく嫌な奴なんだけどどこか憎めないというか格好いいという、昔からごく少数ではありますが存在していたパターンです。このパターンのウリは徹底して嫌な奴を演じている点で、「そこまでやられると逆に格好いい」という域まで達したキャラたちなのです。サンデーでは悪党描かせりゃ日本一の西森博之描く「道士郎」の芝山が代表格。今週も格の違いを見せつけてくれております。他にも「KATSU」の岬新一、そして現在最注目の「こわしや我聞」十曲才蔵。部下とコンビでテンションバカ高いわ、いちいちカッコつけるわ、この強すぎて抜けちゃった感じが良い。今週の一コマはこの「こわしや我聞」より337ページ2コマ目、「どうだね千紘くん!!世間ではボクの様な人間を何と言うだろう!?」『天才です、若様!』「おおう!!その通りだよ!!アイアム天才!!」。バカだ!こいつらバカだー!部下込みってのがポイント高いですね。がんばれ白目のおっちゃん。
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by kabehouse | 2004-09-30 11:56 | 少年サンデー

ラクガキ王国2

何度か取り上げているラクガキ王国シリーズ最新作、ラクガキ王国2。俺様は当然発売日に手に入れ、散々プレイしたわけですが、やればやるほど良いゲームです。前作で不満だったところが事細かに修正されて格段に遊びやすくなっているうえに、「自分で描いたラクガキが立体化して動く」という根本的な面白さは変わらないどころか倍増しています。

そもそも、アクションRPGとしてのレベルが高い。キャラクターの良さには度肝を抜かれました。主人公ピクセルとマスコットであるパステルの掛け合いといい、ボスの面々のキャラの立ち具合といい、絶妙です。一度見たデモは二度と起こらない、という嬉しいシステムが逆にちょっと残念に思えるくらい。しかもこのボスが手強い!単純な力攻めではちょっと勝てないクセのある奴らばかりで、さすがタイトー、きっちりした仕事です。ボス戦闘モードとデモ鑑賞モードをちゃんと用意してるところもさすがですね。もちろんステージ構成やザコ敵も凝ってるのでかなり遊べます。

そしてメインとなるラクガキ。これがもう、たまりません。もともと動きの再現性は高かったんですが、新パーツの数々とワザエディットにより、ほぼ思った通りの動きをしてくれます。といっても実物を見てもらわないとなかなか伝わらないのが悔しいところ。と、いうわけで。攻略ページを作成中です。9月中に公開できるといいんですが。

これほどとっつきやすくて、なおかつ息が長いゲームはなかなかないんじゃないかと思います。少なくとも、ピクセルの背中にランドセルみたいにしがみついてるパステルはめっちゃんこカワイイので、是非一度見てください。ご購入の際には、ソフマップなら400円で新品が手に入ってしまう前作ラクガキ王国もご一緒にどうぞ。
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by kabehouse | 2004-09-28 13:21 | ゲーム

少年サンデーから美少女を読み解く その5 セーラー服と機関銃

今週は最新流行の、戦う美少女の話であります。その割にタイトルが古いのは、まあ気にしないでください。昔の少年マンガでは戦う美少女はかなり珍しい存在だったんですが、今や戦わない美少女の方が珍しいくらいですね。この理由はサンデー読者の皆さんならすぐに思い当たるのではないでしょうか。そう、戦わない美少女はすぐ置いて行かれるんですよ。「ガッシュ」の水野がもう何話出てきてないことか。「ジャぱん」の月乃にしたって焼きたて25編が始まって以来姿を見てませんし、「クロザクロ」の咲も出番は数えるほどしかない。今時ここまで美少女をないがしろにするのは幼年誌かサンデーくらいなもんです。それはともかく、出番がないのはかわいそうだし読者が怒るので、最近は美少女も戦うのが普通なわけです。

さて、この戦う美少女には2タイプあります。「戦うヒロイン」と「美少女ヒーロー」です。少年マンガで一般的なのは当然「戦うヒロイン」の方で、本来戦う理由としての存在意義を持つものですから、「かわいい」かどうかが主な基準になります。対する「美少女ヒーロー」は戦う主体ですから、「カッコイイ」が第一の基準になります。少年マンガで主人公が女性という例はほとんどないのですが、その中の一つ「GS美神」の美神令子が良い例で、「カッコイイ」女性として描かれています。今週の読み切り、「断罪の炎人」もわかりやすいサンプルの一つで、ニナミと唯という二人の美少女が出てきますが、明確にニナミはヒーローで、唯はヒロインです。ま、どっちにしろ格好良く、かつ可愛いというのが理想ではあるんですが。

一見そんなに違いがなさそうな「戦うヒロイン」と「美少女ヒーロー」ですが、役割上大きな違いが一つあります。基本的にヒロインは戦っても「勝てない」というのがそれです。「クロザクロ」の姫葉さんが普通に勝っちゃったら話が進みません(姫葉さんはこの漫画のヒロインではありませんが、今週はヒロインです)し、「メル」のスノウがチェス倒すぐらい強かったら、そもそも話が始まりません。今週「うえき」でコバセンが「魔王」として出てきましたが、もしこのままコバセンがアノン倒しちゃったら、植木が格好良くないでしょ。あくまで最後に「勝つ」のは主人公の役目なので、ヒロインは勝ってはいけないのです。だから「ケンイチ」の美羽は戦えない。フェニックス一輝のせいでアンドロメダ瞬がほとんど勝たせてもらえなかったのに似ています。対する「美少女ヒーロー」は勝ってもいいんですが、美少女である以上可愛いに越したことはないので、可愛くかつ格好いいキャラが求められます。普通に男性キャラならひたすら格好良く描けばいいわけですから、それに比べれば大変かもしれません。実は美少女一人を出すのにも結構工夫がいるわけです。

とまあそんなわけで、可愛くかつ格好いい美少女というのが今求められている、はずなんですが。少年マンガの世界ではやはりまだまだという感じがします。少女漫画とか読むとゴロゴロしてるんですがね。まあそのぶん少女漫画には格好いい男が少ないので、そういうものなんでしょう。さてお待ちかね(?)、今週の一コマは「クロザクロ」より230ページと231ページを貫く大ゴマ。極端な話、ヒロインってこの一コマのために戦うんですよ。ひどい話ですが。
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by kabehouse | 2004-09-24 14:15 | 少年サンデー

バトル三態

今週はストーリー展開について触れようと思うんですが、最初に今週の一コマ。「いでじゅう」より265ページ4コマ目。なんかジョジョにでも出てきそうな風貌の新キャラいっちゃんですが、この瞬間本気で守護神になってるとこがスゴイ。笑えます。

では本題に入ります。前に書きましたが、少年マンガにおいてストーリーはバトルとイコールです。で、このバトルの形式にはズバリ「一対一(タイマン)」「タッグ」「チーム」の三つの形態があるのです。ここで少しスポーツ漫画を見てみましょう。現在、サンデーには「KATSU!」「ダンドー」「MAJOR」の三つのスポーツ漫画が連載されています(「ケンイチ」はややこしいので除外)。ボクシング、ゴルフ、野球と、ものの見事にタイマン、タッグ、チームという構成になっています。なんでこの三つの競技を想像してもらうとわかりやすいかと思うんですが、それぞれ全く違う面白さを持っています。

当然一番わかりやすいのはタイマンです。強い方が勝つ。ヒーローの格好良さが最も際だつので、「うえき」のように最後はタイマンってのが、少年マンガの黄金パターンです。とはいえこれは弱い方は勝てないということでもあり、また基本的に一度済んだ対戦は二度とできなかったりするので、意外と使い勝手は悪いのです(「強さのインフレ」の原因の一つ)。今のサンデー連載陣でタイマン一本なのは「メル」くらいですね。

チーム戦では複数のキャラによる役割分担が行われます。ボス担当犬夜叉、雑魚担当弥勒、遠距離担当珊瑚、浄化担当かごめ、みたいな感じですね。このとき弱点が露呈するので格好良さでは劣りますが、その弱点をどう補うかという面白さが出てきます。しかも一人が離脱しちゃったり逆に一人だけになっちゃったり何かとピンチになれてさらにおいしい。

で、実は最も難しいのがタッグ戦。構造上主人公+足手まといになりやすく、また単純に強い奴らが二人集まる今週の「東遊記」みたいな構造は雑魚相手ならかなり燃えるんですが、ボス相手だとやっぱり迫力に欠けてしまうので、ゴルフでいうところのプレイヤーとキャディのような役割分担をどう作るかという手腕が問われます。その点上手いのが「結界師」。どっちかというと主人公である良守の方が足手まといという設定に加えて、今週ついに姿を現した時音の三重結界によって、二人の役割が絵として強調されることになり面白さは倍増。しかも弱点を相互にではなく自分で補ってしまうという格好良さ。

そしてタッグといえば「D-LIVE!!」を出さねばなりません。一見斑鳩悟が単独で主人公を張る、タイマン主体の漫画に見えますが、そうだとするとどうして同じ敵との戦いが何回も起こる(ことができる)のかが説明できません。実はこれは斑鳩がマルチドライバーだからこそできる離れ業なのです。これまでに斑鳩対ロコの対戦は三回行われましたが、走るコースも乗るマシンも全く違うために、緊張感が保てているわけです。つまり「D-LIVE!!」は、エピソードごとにパートナーが変わるタッグ戦という、非常に斬新な構造を持っていることになります。面白いはずです。しかもパートナーがキャラクターという形をとっていないために、全く斑鳩の格好良さを阻害しません。むしろ兵器対乗り物というハンデを自然に演出することで格好良さは増しています。もっと言えば、あくまでドライビングテクニックで挑むロコや生身で乗り込んでくるカザロフの格好良さも増すことになります。こういった何重もの相乗効果がこの漫画の圧倒的な面白さと格好良さを生んでいたわけです。

というわけで今週は、日々進化を続ける少年マンガシーンにおける、タッグ戦の最新モデルを紹介しました。以前紹介した「ガッシュ」の事例も合わせて、今はタッグ戦の研究が進んでいるようですが、タイマンやチーム戦にもまだまだ余地はあるはず。全く新しいバトル形態の登場に期待したいものです。

蛇足!今週の「東遊記」は個人的にお気に入り。イチゾーかっこいいじゃないか!
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by kabehouse | 2004-09-16 17:16 | 少年サンデー

野球中継にもの申す

プロ野球界にもの申す!
今週のトラックバックテーマがちょっと野球好きとして見過ごせなかったもので、書かせていただきます。といっても、今やってる1リーグ制やら合併やらの話ではなく、もう少し根本的な話です。

結局何がいけないかというと、野球ファンがいないのがいけないんですよね。ファンが増えれば万事解決ですし、ファンがいなけりゃ何やってもだめですから。じゃあ何でファンが増えないのか。野球自体は面白いんですよ。面白くなきゃあんなに野球漫画出ません。で、プロ野球のレベルが低いというわけでもない。ということは野球の魅力が伝わってないということで、これは完全に野球中継の責任です。

現在の野球中継は、ファンのためだけに放送されています。だからパ・リーグの試合はやらないし、片方のチームに偏った解説しかしない。なお悪いことに、野球のルールをある程度理解しているという前提で進められています。高校野球ですら、何の説明もなしに「エンドラン」とか「満塁策」とかいう言葉を平気で使います。画面表示も当然のように「死球」「併殺」ですし、得点表示すら、初めてみる人にはどこのチームだかわからない略号が使われます(この辺は徐々に改善されてきてますが)。新たにファンを獲得しようとする気があるようには見えません。

ファンを増やすには、普段野球を見ない人に見てもらって、面白いと思ってもらわなければならないわけです。そういう場は、野球中継以外にありません。その野球中継が理解できないものである限り、ファンは増えません。

せっかく今話題になってることですし、各放送局でパ・リーグの試合を放送してみたらどうでしょう。深夜に録画ででもいいし。そこで野球のルールを知らない人に見てもらうための実況、解説というものを考えてくれないものでしょうか。そうでもしないと結局いい方向には向かわないと思います。
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by kabehouse | 2004-09-14 18:05

「萌え」と「燃え」の話

ヒロイン研究家として、いつかはせねばならぬと思うのです。「萌え」の話を。漫画(?)オタクが生み出した数々の専門用語の中でも、この「萌え」という言葉は最もひどい誤解を受けており、口にしただけで弾圧されるような風潮ができているからです。俺様は「萌え」の正当性を断固主張したいと思います。だって、可愛い女の子より可愛くない女の子の方が良いなんてのはどう考えてもおかしいでしょう。

そもそも「萌え」とは、「燃え」と同じものです。漫画とは「面白い」ことを最優先価値基準としますが、それを目指すのはとても難しいことです。なぜなら、どんなに面白いものでも、何度も同じものを見せられると飽きるからです。このため「面白いパターン」というものは存在しません。パターンができちゃった時点でもう面白くないのです。漫画を描くことは、常に新しい面白さを模索する茨の道でした。しかし長い漫画の歴史は、もう一つの価値基準、「カッコイイ」を生み出しました。このとき発生した言葉が「燃え」です。「カッコイイ」シーン、「燃え」る展開は、パターン化しても変わらず魅力的でした。多くのヒーローがそれを証明しています。ここで注意すべきは、そのとき漫画は「面白い」を放棄したわけではないということです。「カッコイイ」だけを目指した漫画も多くあったのでしょうが、今も語り継がれる作品は、「カッコイイ」という枠の中でどれだけ新たな「面白い」を描くことができるか、という次のステップに挑戦したのです。

こうして「カッコイイ」ヒーローの方法論が確立されていく一方で、それをさらに引き立てるための「かわいい」ヒロインも模索されていきました。現在美少女が「かわいい」という形容詞で語られるのはこのためです。ヒーローをカッコよくするためのヒロインは、「カッコイイ」意味がなかった。あくまで戦うことで得られる報酬として描かれる美少女は、所有欲を刺激する、「守ってやる」存在でなければならなかったわけです。現在になってようやく「かわいい」の方法論は確立されつつあり、その結果使われ始めた言葉が「萌え」というわけです。「カッコイイ」ヒーローの登場によって「燃え」た少年は、「かわいい」ヒロインの登場によって、「コイツのためならオレは戦う!」とやはり「燃え」たわけです。これが「萌え」。つまり「萌え」は「燃え」の一部分なのですね。

それではなぜ「萌え」が誤解されているのか。その原因として、「萌え」に走った作品の多くは三つの欠点を持ちます。第一に作品自体が面白くない。第二にヒーローがカッコよくない。第三にヒロインがかわいくない。特にアダルトゲームおよびビジュアルノベルは毎週かなりの数が発売されますが、そのほとんどがこの三つを全て満たしています。

第一の面白くないというのはすぐわかると思います。何も考えずにかわいいヒロインをトレースすれば、陳腐になって当たり前。面白いわけがありません。第二のカッコよくないという話に関しては、前に述べたことを思い出してください。かわいいヒロインを出すことによって、よりヒーローに感情移入して戦うことができるわけです。少なくとも少年マンガではそうです。そのヒーローがカッコよくなくてどうしますか。ヒロインもかわいくなりようがないじゃないですか。そういう想像をして頂けると、最後のヒロインがかわいくないというのも少しは理解しやすくなるんじゃないかと。かわいいかどうかなんてキャラ単独で決められるもんじゃないんです。最近表舞台に出てきた美少女フィギュアにしたって、人形の演技から受け手が情景やストーリーを想像することによって初めてできあがるもんです。そういった「動き」のない美少女は何の魅力も持ちません。「とりあえず眼鏡つけときゃいいだろう」とかいう姿勢でデザインされちゃ困るんですよ。とりあえず巨大ロボ出しても、敵が人間サイズで踏みつぶして一件落着なんて話で燃えますか、って話です。

なんだか結局わかりにくい話になってしまったかもしれませんが、要するに「かわいい」美少女に「萌え」るのは、そんなに変な話じゃないんだってことが言いたいわけです。ただそんなに簡単に「かわいい」が手に入ると思うなと。とはいえ「かわいい」を連発するだけではただのオタクですから、そのうちちゃんと共有できる「かわいい」の方法論を展開できたらいいなあ、と考えております。
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by kabehouse | 2004-09-14 16:49 | ヒロイン研究

ちょっとした挫折

昨日、コンビニでチャンピオンを立ち読みしました。発売日に読まなくなった時点でやる気のなさがわかるってもんですが、実際読んでもぜんぜん燃えません。
「アグニ」が「すかーん」と音を立てて終わっちゃったしなあ。
「かりんと。」も「チェリー」もさっぱり面白くならないしなあ。
新連載陣も読んでてため息が出るしなあ。
なんというか…救いがない。

で。
隣にガンガンがおいてあったんで、ふらっと手に取ったんですが。

……読めねえ!
コマがでかい!怖い!主人公はだれ?こいつは何者?セリフはどれ?トビラはどこ?さっきめくったところがハガレンか?どこだ?どこへ行った?

すっかりパニック状態で、何の情報も得られないまま棚に戻してしまいました。こうして俺様のガンガン初体験は、ちょっとした挫折で幕を閉じたのでした。まさかセリフの場所すら判別できなくなるとは。何が起こったのやらさっぱりわかりません。まるで脳みそがストを起こしたような気分でした。あれがカルチャーショックというものか。悔しいのでそのうち再挑戦しようと思います。
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by kabehouse | 2004-09-13 13:21

少年サンデーから美少女を読み解く その4 バミューダ三角関係

ではGHK9月例会を始めます。来週の月曜から水曜まで、標的は江ノ島で卓球部の合宿に参加。緒戦の舞台としては最適です。卓球部連合の妨害が予想されますが、彼らは結束力はあるものの個々の能力が極めて低いため、大きな障害にはならないと予想…って、そんな話ではありません。今週は美少女を襲う魔のデルタ地帯、三角関係のお話なのです。

少年マンガでは、ほとんどの場合、男女の間にもう一人男か女が入るという形で三角関係ができあがります。ドラえもんで言うところの出来杉です。ごくたまに同姓二人の友情に異性一人が入る場合がありますが、これはむしろ少女漫画に多いパターンかと思われます。現在サンデーでは「犬夜叉」、「いでじゅう」、「KATSU」、「モンキーターン」あたりで三角関係が展開中です(一応「コナン」もか)。過去「ケンイチ」「ワイルドライフ」「ダンドー」「ガッシュ」などで三角関係がありましたが、今は鎮火したものとして扱います。で「ケンイチ」「クロザクロ」「MAJOR」「からくり」「D-LIVE!!」あたりが三角関係予備軍。まあサンデーの漫画は基本的に美少女ほったらかしなので、三角関係になったのにほっとかれる(ダンドー)とか三角関係にならないままほっとかれる(からくり)という事態が往々にして起こります。がんばれミンシア。

前述のように、少年マンガでは基本的にヒーローとヒロインの関係が存在し、そこにもう一人加わる形で三角関係が成立します。「犬夜叉」の何が新しいって、この図式を打ち破って加わってきた方のかごめをヒロインにしちゃったのが新しいのです。よく考えると犬夜叉は波多野よりひどいことをしてますが、あまりそう見えないのはこの図式のおかげです。桔梗の方が付き合い長いんだから、危険だと思ったらつい行ってしまうのも無理はないと。

三角関係といえば付きものなのが勘違いパターン。今週の「いでじゅう」です。姉を綾川さんって呼ぶなよ紛らわしい。いくらなんでも「噛み殺す」はないだろ林田。ほんで最終304ページ4コマ目、藤原の笑い方がチキチキマシン猛レース。本題に戻って勘違いと言えば名手あだち充。「KATSU」の理子さんもきっと翔拳ジム建て直しのために里山を入会させようとしてるとかそんなオチなんでしょうが、それはそれで不穏ですねえ。水谷の親父さんとか。

まとめも何もなく最後に今週の一コマです。今週は「こわしや我聞」より308ページ1コマ目、「國生春菜兄嫁化計画」。俺様は珠派ですが今週の國生さんは素直に可愛いと思います。
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by kabehouse | 2004-09-11 14:47 | 少年サンデー

死亡確認

えー、先週「俺様がチャンピオンを何とかする」みたいなことをほざいてた俺様ですが…。

なんかもお、やる気なくなりました…。ええ、そりゃもうどかーんと一気に。

ジャンプの新連載が良すぎたせいでしょうか。

なんか、こう、…もう、いいや…。
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by kabehouse | 2004-09-02 13:16