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スーパーリアルヒーロー PⅡ

ボトムズから始まったリアルロボット復権のムーブメントも、1:48レイズナーによって本格的な潮流となってきた今日この頃、スーパーロボットも合金トイやら何やらが色々出ているはずなのに、なぜかイマイチ前に出てきません。今週はそういう話。ではありません。

事の発端は今週始まった「メルΩ」。極めてフツーに始まった、くらいにしか感想がなく、ただ何かが足りないという感触だけがあったんですね。ここんとこずっと感じてた欠乏が。じゃあその足りないものは一体なんなんだろうか、と考えたとき、ファンタジーな割には全然スーパーじゃない主人公が一番問題なんじゃないかという結論に至ったわけです。俺様はスーパーヒーローを求めているんじゃないか、と。

ロボットアニメにスーパーロボットとリアルロボットがあるように、ヒーローアニメ・漫画にもスーパーヒーローとリアルヒーローがあります。スーパーとリアルは何が違うのか、と考えてまず真っ先に思いついたのは『リアルは人間と戦い、スーパーは怪獣と戦う』というもの。ロボットの場合はこれでもいいんですが、ヒーローに話を移すと困ります。怪人ってのがいるからです。それに、戦うことを宿命づけられたロボットと違ってヒーローは文字通り戦うだけとは限りません。スポーツ漫画で怪獣と戦うわけがない。別の定義を考えなきゃいけません。そこでしばらく考えて俺様が出した結論は、『スーパーヒーローは変身する』というものでした。これは姿形が変わるだけではなく、エンジンの音とともに人格が変わるとかでもよく、とにかく普段と戦闘モードとの明確な変化があること、これがスーパーヒーローの証と考えて良いと思います。

変身は、俺様の定義に従えば『強さ』の明確な発露と位置づけられます。自らの意志で自分を変化させる、その最も明快な表現方法。これから何かスゴイ戦いが始まるんだ、とかコイツが来たからにはもう大丈夫なんだ、という予感を連れてきてくれる、それがスーパーヒーローであり、俺様の目から見るとそういうわかりやすい強さ、格好良さが今のサンデーには足りない。それによって全体のテンポもちょっとゆるくなっているようです。もちろんそれがいいって人が大部分だからこうなっているんですが、でも、俺様はもっとぎゅっとカッコイイマンガが読みたいぜ!というところでやって来た。「レンジマン」がやって来たわけです。この漫画、思春期ヤローどものリアルな恋への目覚めを描く漫画として皆さん期待されている(?)ことと思いますが、俺様はそれだけじゃないと思ってます。主要人物が極端にヘタレなわりに、サブキャラが格好良すぎますよね、この漫画。神楽坂首相もカッコイイし、ゲロ助のハードボイルドさはあり得ない域に到達してますし。これはもう変身の伏線に違いない。大塚錬児がレンジレッドに変身したとき、きっとスゴイ戦いが始まる。この予感をきっと俺様は求めていたのです。最近少年マンガの幅も広がり、スーパーとリアルの垣根を越えるヒーローもちょくちょく生まれ始めています。でも漫画の世界にはこれが最高という何かがあるもんじゃないと俺様は考えてますので、スーパーヒーローならではの魅力もちゃんととらえていきたいな、と。

いやー今回は難しかった。このヒーローのスーパーとリアルについてはもっと考えを深めていかないといけないように思います。では最後に今週わかったこと。
○ゼオンの新呪文はデビル・ヨーヨー。
○和馬が走ると車より速い。
○次号、新ルール!(って何!?)
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by kabehouse | 2006-09-05 09:38 | 少年サンデー