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サンデー23号(前編)

か: はいどーもー、壁のかでーす。
べ: べでーす。…って、今回は一体何の企画なわけ?
か: 勝手気ままにサンデーの感想を書く企画だ。
べ: …今までのと一体何が違うと…
か: ここ最近ろくに時間がとれなくてサンデー感想も不完全燃焼、ストレスがたまりまくってるからな。今回は暴走する。
べ: あー、それでフォローのために僕が召喚された、と。
か: そういうことだ。抑圧された時に出てくる第二の人格(ツッコミ)ってわけだな。
べ: その設定嫌すぎ。特に(ツッコミ)の部分が。
か: まあまあ。でもやってみて思ったがこの企画、やるもんじゃないな。
べ: 終わらなかったもんね。
か: ようやくセンターカラーまで行ったトコだ。不可解なほど時間も字数も食う。正直びっくりした。
べ: で?続きもやるの?
か: やる。24号の感想を遅らせてでも。俺様は今回の一件で悟ったのだ。
べ: 何を?
か: 『できるときにできることをする』じゃあダメなんだ。やりたいことができるときは永久に訪れないかもしれない。だから『やりたいときにやりたいことをする』んだよ!
べ: …なんか若干島本和彦っぽいうさんくささ漂う真実を悟ったな…。
か: 現実的な話をすると、やりたいことよりやらなきゃならないことを優先すると、時間が多少とれても疲れてて何もできないことが多い。やりたいことをやってしまうと疲れも少ないし、多少疲れててもやらなきゃならないことはやるから結果的に多くのことができる。
べ: そのぶん負担かかるけどね。
か: なによりやりたいことをやらずにおいとくのはストレスたまるんだよ!もう我慢できないわけよ!こんな中途半端な状態じゃ解消されないわけよ!
べ: …そんなにストレスがたまってたのか…?
か: そりゃもう、衝動的にXbox360本体を買ってしまうほどに。
べ: ……ストレスで?
か: ストレスで。これはもう気が済むまでサンデーの感想書かないとマズイと判断した。
べ: …ま、まあそういうわけなので、色々と見苦しい点もあるかと思いますが、ご容赦ください。
か: あと今回は「ゴールデンエイジ」までの内容となるので注意。




・ガッシュ
か: ジェデュンって名前は言いにくいよな。
べ: いきなりそんな脇キャラから入るの!?
か: コンセプトは『勝手気まま』だからな。
べ: まあ、確かに言いにくいけど…通称ヤンコ(仮)とかにする?
か: ヤンコはパイロットの名前だからダメだ。
べ: 決めつけた!
か: 戦い方はガメラっぽいし、見た目はコブラだから合わせて通称ガメラ(仮)だな。
べ: コブラの意味ないよ!
か: しかし高速回転しながら自分の名前を連呼されるという戦法に耐えられるヤンコはすごいよな。
べ: 高速回転に耐えてるのは認めるけど、名前を連呼されてるかどうかは…
か: というわけで壁ハウスはヤンコ超プッシュで行く。以上「ガッシュ」の話終わり。
べ: ガメラ(仮)とヤンコ(仮)の話しかしてない!!

・コナン
べ: 「コナン」の話をするのは珍しいよね。どうせコナンの話はしないんだろうけど。
か: もちろん、七槻の話しかする気はない。
べ: やっぱり…。
か: ボクっ娘にナチュラル(仮)とコーディネーター(仮)がいることは前に述べたが…
べ: 「機動戦士ガンダムSEED」から名前だけパクりました。念のため。
か: 七槻の場合、元ボクっ娘。口ぶりから察するに元ナチュラル(仮)ボクっ娘が当時を演じるという設定のコーディネーター(仮)ボクっ娘というキャラになるな。なかなかヒネリの効いた役どころで、実にうまいと言っていいだろう。
べ: 厳密に演出型ボクっ娘と呼べるかどうかは微妙な所だけどね。
か: コーディネーター(仮)って言えよ。せっかく思いついたんだから。
べ: いや、パクリだし…。

・MAJOR
べ: どうせこれも小野寺和香改め佐藤美穂の話なんだろうけど…。
か: 残念。美穂の帽子の話だ。
べ: マニアックだ!マニアックだよこの人!
か: 帽子、特に美穂のように大きめのキャップは子供っぽさを出すのに効果的なアイテムだ。美少女界では大人っぽいプロポーションと組み合わせて、そのギャップによりエロスを醸し出す使われ方が確立している。
べ: 最近は「可レン」のチルドレンがかぶってるようなツバのない帽子が主流です。
か: 美穂の場合、兄と一緒に生活はしていないが、その活躍をメディアによって追いかけていたという特殊な状況、そして母子家庭で母を支えてきたために年相応の幼さを表に出せなかった(と予想される)ことにより、子供っぽさを保ち続けてきたんじゃなかろうか。
べ: その『美穂が子供っぽい』というのは一体どこから…。
か: 寿也のことを「兄」と呼びつつ時々「お兄ちゃん」が出ているあたりだな。常時「お兄ちゃん」よりもよっぽど内に秘めた幼さが強調される。さらに、外見から幼さを強調しているのが帽子、そしてティファ毛(仮)だ。
べ: てぃふぁげ?
か: 「クロスゲーム」の青葉に見られるような、頭頂部から耳を越えてまっすぐ伸びる髪の毛の房だ。
べ: ああ、あの毛呼び方決まったんだ。
か: 「機動新世紀ガンダムX」のヒロイン、ティファ・アディールから取った。俺様の思いつく限りではこいつが一番有名だと思われる。
べ: いくらガンダムヒロインでも知名度低い人は低いと思う…。
か: 他に思いつかないんだから仕方ないだろ…。とにかくだ、このティファ毛(仮)も子供っぽさを出すアイテムに分類される。言ってみりゃ抑えめのツーテールみたいなもんだからな。
べ: 言われてみればそんな感じするかも…。
か: で、そんなティファ毛(仮)をボリュームの薄いセミロングと組み合わせ、ラインをなじませたところが技アリでな。シルエットからは幼さが隠されて、そこはかとなく漂っている感じになるんだ。さらに帽子をかぶることでシルエットが変わってティファ毛が本領発揮、内側から子供っぽさがわき上がってくることになる。
べ: アップと広角で印象が変わるのもそのせいね。
か: うむ。広角だとシルエットが優先されて年相応の印象に近づくわけだな。
べ: ところで、パスポートって他人にとれるの?
か: 自筆の署名がいるから美穂母がうまくだましてサインさせたことになるが…そんな細かいことを気にするヤツは帰れ!
べ: なぜそこでキレる!?

・ケンイチ
か: R・ミカが!ついにR・ミカが出たよ!!
べ: …あんたは女にしか興味がないんかい。
か: 失敬な!女が見たいだけならサンデー読まずにばんがいちでも読むわ!
べ: 誌名を出すな誌名を。というか女が目当てじゃないんならそれ以外の話もしなさいよ。
か: えーっとだなー、今週の「ケンイチ」は逆鬼師匠の「そーかー…オメーもそういうことに興味持つ年頃かー」ってのが『やっぱりそれでこそケンイチ』って感じで良かったよな。
べ: …いや、いきなりそんな細かいトコ突かれてもだな…
か: これが普通のセリフでも言うキャラと状況によっては面白いという、いわゆる「ネタがキャラ乗ってる」ということなわけだな。
べ: ………R・ミカというのは格闘アクションゲーム「ストリートファイターZERO3」に登場するレインボー・ミカというプロレスラーの略称です。
か: 無視か!折角俺様がリクエストに応えて美少女関係なしの話をしたのに無視か!!
べ: 無視したのはあんただ!!っていうかマトモな話をされても突っ込めなくて困ることに気づいた!!だからもうR・ミカの話でいいから!!
か: …お前も意外と勝手なのな。
べ: 元は同一人物だしねぇ。
か: まあR・ミカっつってもマスクと金髪と高露出くらいしか共通点ないんだけどな。
べ: それだけあれば十分でしょ。
か: 個人的にはルチャっぽいのが良いな。ダイナミックかつスピーディーに戦って欲しいねぇ。…エル・ウラカンって知ってる?
べ: 「プラレス3四郎」の悪役プラルチャドールでしょ。あんたが知ってることは僕も知ってるけど、読んでる人の大部分は知らないから。ていうかその意図不明なフリやめて。
か: いや、たまには新機軸を。
べ: 話を戻すと、ルチャドールってのはルチャ・リブレの戦士。ルチャ・リブレは…
か: トリロバイト(三葉虫)のアナグラム(並べ替え)だ!!
べ: あさりよしとおマニアは寝てろ!ルチャ・リブレはメキシカンプロレスとも呼ばれ、空中戦を得意とする…んだっけ?「プラレス3四郎」程度の知識しかないんだけど。
か: ちょっとネットで調べた所によると、関節技も多いそうだ。女性の戦士はルチャドーラと呼ぶらしいからR・ミカはルチャドーラということになるな。
べ: いや、あいつはR・ミカではないから。ルチャドーラとも決まってないし。
か: 腕のヒラヒラはメキシカンの証ですよ。
べ: まあ格好はそれっぽいよね…。

・あお高
か: キタローはボール1個ぶんくらいくれてやると言ってるが、実はこのボール1個ぶんってのは予想以上にでかいものらしい。
べ: よく漫画でも『ボール1個でも中に入れると打つ』ってバッターが出てくるよね。
か: 理屈上は打てないからボール、打てるからストライクと決められていて、どっちかわからないところで勝負するのが野球だからな。打てるかどうか、のゾーンがボールになるなら圧倒的にバッター有利になる。
べ: だから「ストライクゾーンをこじ開ける」必要があるわけね。
か: そのこじ開け方を高倉先輩が見せてるところが芸だな。こちらはギリギリ打てないゾーンまでストライクになるわけだから、ピッチャーがかなり有利だ。
べ: キャッチャーは技術よりも知識ってイメージがあるから、結構新鮮な攻防ではあるよね。
か: ま、そんな素人の受け売り知識はどうでもいい。問題は次号巻頭カラーってことだ。
べ: 表紙はグラビアに取られたけどね。
か: この調子でガンガンカラーとるようになってほしいなー。個人的には巻中カラーぐらいが嬉しいけど。
べ: マイノリティはこれだから…。

・武心
か: 今週は五条橋について語ってみようか。
べ: …敵役も好きだからねぇ…。
か: そう、今週のサブタイトルにもなってる「お前は今、敵と言ったが…敵とはなんだ?」ってのは少年マンガ全体にある課題の一つでな。詳しいことは前にも言った気がするから割愛するが、巨大な敵を撃てよ、で全てが通じる時代はとうの昔に終わった。強大な悪なんてものにはリアリティがなくなって、それぞれの正義があったり運命のいたずらがあったりして、敵にも見た目以上の存在感が求められるようになってきているんだ。
べ: 強いヒーローよりも弱さを持った主人公が求められる時代だから、敵も同様なんだね。
か: まあそんなわけで俺様は、敵(てき)と区別して敵役を『かたきやく』と読む。何というか、戦わなければならない運命を見た目から感じさせる存在だ。特にスポーツものでは、戦う理由がいらないぶん圧倒的に格好良く、強い敵役が不可欠だろう。
べ: で、五条橋にその資格があるかどうか、という。
か: それを今回のエピソードで見せてくれるはずだ。俺様としては、柔道と現実、力と強さを区別できず、自分の行く道を見いだせない若さに期待する。最近見落とされがちだが、若さってのも見せ方次第では格好良くなると俺様は思っているからな。
べ: 格好良く見せるのは相当難しい、んだろうけどね。
か: あと今週は嫌いな人間や邪魔な存在まで「尊い相手」と言い放つ親父が良かったな。理想論を掲げるならここまでやらないと。
べ: 密かにここが一番万丈節だよねぇ。

・GOLDEN★AGE
べ: さて、新連載のサッカー漫画「ゴールデンエイジ」なわけだけれども。
か: トラが良い。トラ最高。トラLOVE。
べ: 普通なら猛プッシュしてるはずの相手にされないヒロインや超脇役美少女を押しのけてトラぁっ!?
か: この悪そうだけど真面目そうな顔最高。コイツは絶対顔だけで不良に絡まれたり女の子に逃げられたり子供に泣かれたり損しまくってるに違いない。絶対いい奴だけど根性ねじ曲がってて、最後までブーたれながら主人公に振り回されるタイプだ。そういうの大好き。
べ: …また微妙によくわかんない属性を発揮するなぁ…。
か: というわけで、トラ超プッシュで行くのでよろしく。
べ: 相変わらずマイノリティだな…。
by kabehouse | 2006-05-16 03:52 | 少年サンデー
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